7.26.2009

過剰な代謝


STUDIO VOICEが八月発売号で休刊だそう。

信じられる?
嘘みたい。
最悪だ。最悪だと思う。
最悪ってネガティブすぎるけど、でかい話をすれば、日本の文化的土壌への打撃と言っても過言じゃないんじゃないの。
アカデミズムっていう正統から掬い落されてしまうマージナルな文化とかさ、どんなジャンクなものでも、この雑誌とそこに寄稿する文化人みたいな人間の言葉から色々と深い世界への入り口を感じ取ることができたし、
その刺激が何かもっと奥深くまで見てみたいという好奇心・探究心に火をつける役割も果たしていただろうし、
書評なり展覧会評もしっかりしていたように思うし、何より毎月この雑誌のこのレビューコーナーを眺めれば大体のカルチャーシーンの熱いトピックが拾い上げられたように思う。
行動範囲の問題で手に取らなかった月もあったとは思うけど、書店にあれば特集に関わらず手にとってここを覗いたし、ここがなければもっと遅くに知ったであろうトピックもたくさんある。

こういうのってさ、株主と会社の関係じゃないけど、読者と雑誌というひとつの【共同体】としてさ、事前に何かリークすればいいのに。ささやかな予兆だけでもさ・・・。わかる人にはわかるささやかだけど明確なサイン。
今さらじゃ手遅れだけど、事前に何かの情報があれば年間購読に申し込む人もいたかもしれない。

僕なんか読んではいたけど、特集が気に入ったものじゃなければ買いはしなかったもんな。
数えるくらいしか家にないや。

大学の図書館に購入希望まで出したのにな・・・大真面目だぜ。まあ扱わないに違いないとはわかっちゃいたけど。

インファスって、トキオンとか流行通信、Fashion News、WWD、、、あ、TOKIONも2007年に休刊してるんですね・・・見ないと思ったら・・・ていうか同じタイトルで変なださい雑誌出てなかった?
なんてこった、クオリティーの高い雑誌ばかり消えていく。
(流行通信もいつの間に季刊に・・・商業化だなんだってスタイルの変遷はあれど・・・)

8月は買います…

スターたちも消えていくし・・・


世界、本気で生まれ変わらないと、癌に食いつぶされちまう、






○日本を代表するカルチャー雑誌『STUDIO VOICE』が8月発売号で休刊
http://www.cinra.net/news/2009/07/02/210754.php
>株式会社インファス・パブリケーションが発行するカルチャー誌『STUDIO VOICE(スタジオ・ボイス)』が8月6日発売号で休刊することになった。

>同誌は1977年に創刊して以来、日本のカルチャー界を独自の視点で体系化し、紹介し続けてきた。『STUDIO VOICE』をきっかけに、音楽、映画、演劇など、自分の趣向や造詣を深めてきた人々も多いことだろう。「日本カルチャーを代表する雑誌」と言って、まず否定する人はいないのではないだろうか。

>情報の真偽の確認のため、編集部は発行元に問い合わせてみたものの、本記事掲載時点では明確な返事は得られなかった。しかし、有限会社アップリンクが運営する『WEB DICE』で掲載されている通り、編集長の浅井隆氏がSTUDIO VOICE編集長の松村正人氏に確認をとったところ、経営側の判断として今回の休刊が決まったとの情報を得ている。

>雑誌が次々に休刊・廃刊を繰り返す中、最もなくなって欲しくない雑誌の一つが休刊したことに、当社編集部も本当に残念に思っている。



○STUDIO VOICE 8月6日発売号で休刊!!
http://www.webdice.jp/topics/detail/1712/

>創刊32年でスタジオボイス、ついに休刊!

>Twitterでつぶやき情報が廻って来たので、編集部に確認の電話をしたところ、松村編集長が電話に出て、「そうなんです、次の8月6日売りで休刊となりました。編集会議はこれからなので最後の特集はまだ決めていません」とのこと。

>インファス・パブリケーションズの経営的判断ということです。

>次々と雑誌が休刊に追い込まれる2009年、メディアの大きな変わり目の渦潮の中に私たちはいるのだと実感。

>いわゆるサブ・カルチャーをカタログ的に体系立てて新しい若い読者に伝えて来た老舗の雑誌が休刊することは本当に残念。

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