ちょっと思いつきでtweetし始めたら止まらずにどどどっと思考が進んである程度のまとまりになったので、転載してみます。
/////
Twitter登録だけして放置してた人間が「最近使い出したら意外と面白い」なんて言ってるケースが多いように思う。潜在的に増大してたネットワーク効果が爆発したか。
「ひうぃっひひー」事件が起爆剤?iphoneみたいなアプリ積める携帯の普及が臨界点越えたか?やっぱりこの面白さはリアルタイムでネットワーク上のノードとして個人が機能しうる環境があってこそだと思うから。
ユーザー数のネットワーク効果はもちろんなんだが、なにかこの新しい情報流通&コミュニケーションツールに人が流れこむ土壌が政治経済環境要因に求められたりはしないかな。
オルタナメディアとしての再発見
例えばイラン大統領選挙でのアンダーグラウンド情報流通に果たした役割と、その報道に占めた大きな比重。YouTubeと並んでTwitterが連日の報道に登場。
それに加えて国内の選挙では政策に関する情報を自ら比較検討するよう求められ、同時に世論調査含め世間の空気に対して敏感にならざるをえない状況。
クソナギ事件やら選挙やらでマスの一方通行情報大量爆撃に嫌気が差したかもしれない(臨界点突破)。
そこにイランで大活躍ニュース→オルタナメディアとして再発見!てストーリー、なかなか整合的じゃないかな?思い付きだが。
(マスメディアが越えられない国家の情報統制をTwitterが潜り抜けたという事実が人々の公正な感覚にポジティブな影響・印象を与えたのは間違いないと思う。)
「ひうぃっひひー」が国内起爆剤?
@カズキニ 広瀬香味がTwitterの陰語はひうぃっひひーね、とtweetしたらネット中でワロスされた事件w で、その広瀬香味のTwitter上の親友がブレイク中の勝間氏で鬼twitterユーザーという点も一般ユーザーの敷居を下げた気がする。
経済の方向性と世界観が合致?
階層なき平等な水平ネットワーク世界というノーバート・ウィーナー以降のITコミューンの原理主義的形態(cf.P2P)としてTwitterを考えると、金融危機以降の揺り戻しで世界の全体的な方向性がケインズ的な(?)再配分のコミューンに向かおうとしていることと対応しているような気もする。
/////
経済に関しては数学的な処理が面倒で勉強していないのでさっぱりですが、財政とか会計とか租税とかから間接的には触れてる感じです。
とりあえず今は
リベラル・ケインジアン>新自由主義
でおーけーですよね??
/////
エレクトロヒッピーの亡霊
今イギリスのシンクタンク勤めの男が書いた『サイバービア』(CyberのSuburbiaね)なる本を読んでるのですが、改めてカルフォルニア近郊のヒッピーたちから巨大化してきたコンピュータ文化の根底に世界の形態の変革というエネルギーというか思想のようなものが強く根付いていたことにうならされてます。
官僚的で階層的なトップダウンの世界から水平的で平等なコミュニケーションの保証された理想郷へ。
良いのか悪いのかわからないけど、コミュニケーションと情報流通に関しては今の人間は限りなく自由な環境を謳歌しているし、進もうとしている未来像もサイバネティックスの先駆者の思い描いたものとそう遠くないんじゃないか、と思ったり。
(なんてサイバネティクス思想に洗脳された頭で書いてみマスタ。)
9.11.2009
Twitter考
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 コメント:
コメントを投稿